Windows7でCPU使用率が100%のまま下がらない原因と対応
2018/09/10
CPU使用率100%
そんなに性能高いPCを使ってるわけではないのですが、急にPCが重いままになりました。
起動直後やソフト起動時はともかく、ちょっとおかしいと感じ、タスクマネージャーで調べえたところ、、、CPU使用率が100%に張り付いたまま下がらない状態でした。
いろいろと調べ、対応したのでメモがてら残しておきます。
すでに同様の現象での記事が多数あるのですが、いろいろと原因があるようです。
PCメーカーはlenovo、OSはWindows7です。
原因
「vcamsvc.exe」「svchost.exe」の2つが半々で占有していました。(リソースモニターでないとわかりませんでした。)
正確には2コアを1コアずつ占有という状態でした。
vcamsvc.exe
プログラムの中身
レノボ製パソコンの「Lenovo Communications Utility」ソフト。
カメラ関連の何かのようです。
対応
カメラ関連は使ってなく、デバイス自体無効にしてるので、不要と判断し停止しました。
具体的には
「コントロールパネル」⇒「管理ツール」⇒「サービス」。
一覧から「ThinkVantage Virtual Camera Controller」を見つけて、右クリックからプロパティを開く。
スタートアップの種類を「無効」に。
という作業。
結果
プログラム停止されてるので、UPCも解放され、50%になりました。(このプログラムが1コア占有してたので半分。)
PCの使用に問題は起きてないです。
svchost.exe
プログラムの中身
windowsの自動アップデート関連のもののようです。
Windowsアップデートした際にPCによってはCPU占有の現象が発生する模様。(過去にも発生したりしているようです。)
対応
どうもタイミング的には9/14のアップデートの影響を受けたようです。
ちらほらとそういった記事を見かけました。
手動で特定のパッチを当てるなどいろいろあったのですが、半分CPU解放されたのと、アップデート関連であればそのうちアップデートに入ってくるかも?という楽観でしばらく放置することにしました。
結果
放置しているので、CPU半分占有状態です。
(一時停止などにすれば解放されるので重い作業する時はそれで。)
初のWindowsアップデート被害
以前から、WindowsアップデートによってPCが起動しなくなるなどいろいろな話を聞いていたのですが、自分の使用しているマシンで発生したのは初でした。
とりあえず様子見にしましたが、発生して短時間で解決するのは結構困難と感じました。
今回、100%占有に気づきましたが、おそらく、「vcamsvc.exe」がずっと以前から動いていたものの、1コア占有していただけで、今回の「svchost.exe」によって2コアとも占有されて発覚した感じでしょうか。
なので、現状の1コア占有された状態というのは以前と変わってないと思います。(占有するプログラムが変わってますが)
性能がフルに発揮されないのも微妙なので、アップデートなどで自動的に治ることを期待します。
2016/09/20追記
9/19にPCシャットダウン時にアップデートがあり、それにより修正されたようです。
svchost.exe自体は稼動してますが、CPU使用率はほぼ0で安定してます。
参考記事
vcamsvc.exe関連
svchost.exe関連
WindowsUpdateがメモリを大量に消費し失敗する件
svchost.exe(netsvcs)が悪さしてCPUが100%
Windows7、svchost.exe( -k netsvcs)がCPUを勝手にガッツリ持っていくのでイラっとした話。
[Windows]svchost (netsvcs, wuaueng)の暴走 (Windows 7)
Windows Updateが終わらない問題 2016年9月版
2016年9月月例アップデートの注目はKB3185911とKB3172605
2016年9月15日より、windows7でwindows updateにつながらない